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地域での失語症支援について🗣️

みなさんこんにちは🐢
亀戸サテライト言語聴覚士の竹内です!

今回は、近年新しく始まった失語症支援についてご紹介します🤲

 

はじめに、失語症とは…
脳の言語中枢の損傷により、「話す」「書く」「聞く」「読む」といったことが不自由になる障害です。

 

外見からは障害があることが分かりにくく
家庭や社会上でのコミュニケーションがスムーズにいかなくなり、生活全般で支障が出てしまいます。

 

そして、社会参加の機会減少、意欲低下、抑うつといった問題も加わり、地域から孤立してしまう場合も多くあります😭

 

 

そんな失語症の方々を支える、新たな行政サービスが始まっています!

 

それは、
失語症者向け、意思疎通支援者派遣事業です。

 

📖意思疎通支援📖とは、
「障害者総合支援法」に基づく、地域生活支援事業のひとつです。

手話通訳者や要約筆記者も、意思疎通支援の一つです。
こちらは既に各地でサービスが開始されており、一般的にもイメージしやすいかもしれません💡

 

しかしながら、失語症者に対する支援はなかなか進んでおらず、、

上記二つから大きく遅れを取りましたが、
2018年にようやく、失語症者向けの意思疎通支援者の養成が始まり、一般の方向けに広く研修の募集がかけられました。

 

その後、各自治体も派遣に向けて動き出し、
江東区では令和5年11月についに失語症者向けの派遣事業が開始となりました🎊
(※都内でも自治体によってはまだ準備中のところもあります)

 

このサービスを活用することで、
家族や近親者のサポートに頼らなくとも、

①通院 ②買い物③窓口手続きを要する外出

などの際のコミュニケーション支援を依頼できます。

(※利用料は無料です)

 

私たちのような医療・介護サービスだけではなく、
こういった公的支援も組み合わせて上手く使うことで、
当事者もそのご家族も、より生活の幅が広がっていくのではないかと思っています☺️

 

まだまだ動き出したばかりの取り組みですが…
ぜひ多くの人に知っていただければと思い、まずは概要を投稿させていただきました!

詳しくは下記HPも参照ください。
参考:江東区 失語症者向け意思疎通支援事業

 

また、失語症者の支援といえば、失語症友の会という当事者団体も全国各地にあります💡

江東区はすずめの会という会があり、地域で長らく活動されています。
他、KACというご家族主催の会もあり、当事者・支援者含めて毎月盛んに交流が行われているようです☺️

同じ地域に住む当事者同士が顔を合わせて情報交換したり、何気ない会話をしたり…そんな繋がりがもてるということもとても心強いですよね。

 

 

江東区周辺では失語症者への支援に関するいろいろな取り組みがありますので、

もし皆様の周りに失語症の方がおられましたら、ぜひぜひ広く情報をお知らせいただけたら嬉しいです!

そしてわからないことや気になることがあれば、ぜひぜひお声がけください🙆‍♀️
一緒に地域支援の輪を広げていきましょう💪❣️

 

なお、ボンズシップでは一緒に働いてくださる言語聴覚士さんも大大大募集しております!!

他職種も随時募集しておりますので、ぜひぜひご連絡お待ちしております✉️

株式会社 ボンズシップ | 2025.02.26 8:58