訪問マッサージのあれこれ②
★訪問マッサージとは???★
こんにちは ボンズシップ訪問マッサージ課の川端です。
今回は前回の続きで、「訪問マッサージの対象者」や保険や料金について詳しく説明していきます。
「訪問マッサージの対象者」
・筋麻痺や筋萎縮・関節拘縮などの症状がある方
・自力で通院ができない方
・訪問マッサージが必要と医師が認めた方
訪問マッサージの対象者は、脳血管障害などによる後遺症といった「筋麻痺」や「筋萎縮」、ケガや疾患などで関節を動かす
機会が減少して起こる「関節拘縮」などの症状があり、自力での通院が不可能で、医師が訪問マッサージの必要性を認めた方
です。
自力で通院が出来ない方のご自宅や施設へあん摩マッサージ指圧師が伺い、利用者様の痛みの緩和や関節の動きの改善を目的
としております。ご自宅や施設で行うので、環境の変化やストレスが少なくリラックスした状態で施術を受けられます。
また、定期的に施術を受けることで体調の変化を確認しやすいのでご本人様だけでなくご家族様にも喜ばれるサービスです。😊
「訪問マッサージは医療保険対象です」
訪問マッサージは、医療保険が対象です(介護保険は対象外です)。医療保険を利用するので訪問マッサージを受けるには
医師の同意(同意書)が必要となります。📜
また、施術の内容によっても同意書の有効期限に違いがあり、マッサージは6か月間、変形徒手矯正術に関しては1か月間と
なります。
「訪問マッサージの料金」💰
訪問マッサージで発生する料金には施術の種類や部位数などの要素があり、ご利用者様の医療保険の自己負担割合によって
支払う料金が決定します。
マッサージ(1部位につき) | 450円 |
温罨法 | 1回につき180円 |
変形徒手矯正術 | マッサージの料金+1肢470円 |
往療料 | 2,300円 |
マッサージは1部位あたり450円です。変形徒手矯正術はマッサージ部位の追加として行われます。
往療料はあん摩マッサージ指圧師の移動に対して発生する料金です。基本的に、移動距離は直線距離のことを指します。
合計金額に、ご利用者様の医療保険における自己負担割合を乗じた金額が必要な費用です。
一般的には、75歳以上の方は 1割負担、70歳以上74歳以下の方は2割負担、現役世代並みの所得がある方は3割負担が
多いです。
一例をあげると、「5部位のマッサージと2肢の変形徒手矯正術+往療料」を受けた場合、1割負担で支払う料金は、
以下の通りです。
マッサージ450×5部位 | 2,250円 |
変形徒手矯正術 470×2肢 | 940円 |
往療料 | 2,300円 |
計(10割) | 5,490円 |
自己負担1割 | 549円 |
さらに、決められた期間を超えて施術を受ける場合には、医師の再同意が必要であるため、施術報告書交付料として480円
(保険適用、1割の場合は48円)が追加されます。
今回の投稿は以上になります。
次回は訪問マッサージと訪問リハビリの違いや、実際に訪問マッサージを受ける方法を紹介していきます。
次回もよろしくお願いします。<m(__)m>
株式会社 ボンズシップ | 2024.11.21 10:23