夏の訪問看護でチェックしたいポイント
皆さん、こんにちは!
江東区にある訪問看護リハビリステーション
ボンズシップのマスコットキャラクター ボンちゃんです!
7月後半、暑い日が続いておりますね…
今週は土用の丑の日もあり、夏バテ対策に「鰻」を
食べた人も多いのではないでしょうか?🌝
私も食べたい…(笑)
今日は、夏場の訪問時に確認したいポイントについて、
少しだけご紹介します!
・室内環境
高齢者は暑さに対する感覚が鈍くなり、
体温調整もうまく働かなくなっています。
暑いのを我慢しているのではなく、暑さを感じにくいということ…
だから暑いと感じた時には、すでに体調が悪くなっているケースが少なくありません。
そのため、熱中症計の活用等で部屋の温度と湿度を
常に目で確認できるようにしておくのが良いとされています。
体調変化には高齢者自身では気づかないことも多いので、
ぼんやりしている、目がうつろ、呼びかけへの反応が鈍い、
微熱がある、倦怠感が見られる
などの症状がみられる時は、熱中症の可能性を疑ってみましょう!
・食欲の低下
夏になると食欲低下が多く見られます。
低栄養になると夏バテの危険性が高まるので、
普段に増してしっかりと食事の量と内容を確認するようにしたいですね。
食欲がない時は、栄養価が高いものを無理に摂取するよりも、
旬の果物やゼリーなど、高齢者が食べやすいものでエネルギー摂取をしていきましょう!
・水分摂取量
高齢者は筋肉量の低下により体内に溜めておける水分が減っています。
そのため水分補給はより重要!
トイレが心配で水分を摂りたがらない方が多いですが、
脱水状態になると脳梗塞や心筋梗塞につながる危険も…
夏場の水分補給の重要性を繰り返し伝え、
喉の渇きを感じなくても意識的に水分を摂取する時間と、
それに合わせてトイレに行くタイミングを一緒に設定してみましょう!
・むくみ
もともと水分の少ない高齢者にとって、
脱水症状になりかけるとむくみが起こります。
皮膚を軽くつまんで離したあとに、なかなか元通りに戻らないようなときは、
体内の水分不足による熱中症になりかかっているサインと認識しましょう。
夏場ならではの観察ポイントをまとめてみました!
いつものケアだけする、というわけではなく
こういった細やかな配慮や季節やご自宅に沿った支援が
利用者さんの安定した生活に繋がるのですね…
それには、もちろん!
現場の皆さんの健康が第一!!
みんなで無事この暑い夏を乗り切りましょうね🌞
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株式会社 ボンズシップ | 2024.07.26 18:00