リハビリ職の日々の勉強について
「ゴキュッ」
何の音でしょうか??
ボンズシップ 森下サテライト所属
新人 言語聴覚士の大坪です。
言語聴覚士は大きく分けると
①成人分野
②小児分野
③聴覚分野
の3つに分かれます。
その中で私は①の成人分野を今まで中心に業務として取り組んできました。
②の小児分野にも取り組んだ事もあります。
②の小児分野でいうと
吃音症状に対するハビリテーションや
言語等の発達が少し遅れているご利用者様へのアプローチ等に取り組んできた事が数年間あります。
しかし、ボンズシップでは①の成人分野に特化して取り組ませて頂いております。
そして①の成人分野においても
・脳のネットワークのご病気が原因で言葉が出にくくなる等の症状がある失語症
・注意機能障害や記憶力の低下等の高次脳機能障害
・舌や口唇、声帯等の問題により発音等に問題が生じる構音障害や音声障害
・舌筋や喉の動きの低下等が原因で生じる嚥下障害
といった分野に分かれます。
その成人分野の4つの中で「ゴキュッ」という音が関係しそうな分野といえば…
嚥下障害です。
表題の画像は嚥下障害に対する勉強の参考書の画像です。
嚥下障害を判断する手法として
100%確実というわけではありませんが
飲み込みの音を聞くと飲み込みの状態がある程度推測できるとされています。
飲み込む音が弱かったり
飲み込む際に水分や食べ物が口腔等へ逆流したりと
言語聴覚士のエキスパートになればなるほど
飲み込みの音や喉の動き等で飲み込みの状態をより確実に予測できるようになります
(それでも、どうしても映像やレントゲンを用いた検査には及びません。
ご興味のある方は「VE」や「VF」で検索してみてください。
私も後々ブログでお伝えするかもしれません)。
表題の参考書にはDVDが付属されていて様々な飲み込みの音が収録されています
(この筆者の先生の本はとてもおススメです!!常日頃から勉強させて頂いております。)。
そのような参考書で私だけではなく、日本中の言語聴覚士の方は常日頃勉強しています。
また、最近ではコロナの為にオンライン等でも勉強会が開催されており
このようなオンライン勉強会にも参加させて頂いております。
どの仕事でも言えることかもしれませんが
一生勉強ですね(´・ω・`)
得意不得意がやはりどのセラピスト間でもあり
自身が持っていない技術を目の当たりにすると
焦ったりもします(・ω・;)
何でしたら
技術の説明の仕方1つで
リハビリの結果が変わることもあります(•’Д’• ۶)۶ ナンダッテ-
確実に1歩1歩と頑張って成長していこう…
そんな真面目な日記を書き連ねる
令和4年5月6日の金曜日です。
株式会社 ボンズシップ | 2022.05.06 9:29