対談 ”想い”で繋げる地域の輪 第9回 後編
ボンズシップ清水社長の対談企画スタート!
この業界に携わり、ご活躍されている皆様の“想い”を
お届けすることで、関連機関との繋がりや、
より安心して暮らせる地域作りに寄与できれば幸いです。
第9回目は、
そらまめ訪問看護ステーション
代表取締役 看護師 伊藤 優里 様
にご協力を頂きました。
伊藤様は2023年7月、
そらまめ訪問看護ステーションを開業され
ひとりひとりの希望に寄り添ったケアやサービスを提供することで
地域の在宅医療に貢献されています。
そらまめ訪問看護ステーションが一周年を迎えた今、
訪問看護で同じ地域を支え、成長していく同志として
貴重なお話を伺うことが出来ました。
対談の様子はこちらのブログで前編/後編に分けてお届けいたします。
※以下、対談内容の
黒字はボンズシップ清水社長、青字は伊藤様といたします
仲間と1つの会社を作り上げることや
会社を守っていく事には苦悩もあるかと思いますが、
いかがでしょうか。
ゼロからチームを作っていくことが本当に大変だなと思いました。
サポートしてくれているメンバーのアドバイスに助けられながら、
より良いチームにしていきたいです。
あとは事務関係です。
最初は事務の方もいませんでしたので、
何か書類を提出するのにも自分でやらなくてはいけませんでした。
それに手一杯になり、他のスタッフにゆっくり教えることが
出来ていなかったので申し訳なかったなと思っています。
今後は教育体制や利用者さんとの時間をしっかり持てるような
体制、働き方についてもしっかり考え、強化していきたいです。
スタッフの皆さんへ、
これは伝えたいという思いは何かございますか?
本当に感謝しかないです。
1年間、私を支えてくれて本当に感謝の思いが大きいです。
もっとみんなが楽しんで働けるような会社や、
研修に行ける時間を確保して仕事や学びに
やりがいを感じられるような環境にしていきたいと思います。
学びの場や時間、その先の成長をスタッフの皆さんに
体験してもらうことは大事だなと思います。
今後の展望などはありますか?
会社とスタッフと利用者さんのバランスを
意識していきたいと思っています。
会社としての利益や数字、
利用者さんの状況をスタッフに提示したり、
それをもとにスタッフ皆でディスカッションをしたりすることで、
自分自身もそらまめ訪問看護を支えている一人
という意識を持ってほしいと思います。
その思いを持つことが、利用者さんの希望をカタチにすることや
ビジョンの実現に繋がるのではないかなと思っています。
そらまめさんも既にそこに向かって進まれていると思いますが、
私も、スタッフの一人一人が自分事として考え
行動できる会社になれば更に良い方向に向かえると考えています。
永遠に悩める課題です(笑)
一緒に働く仲間を募るのも大変ですよね。
信頼関係や価値観が合わないと難しいですし。
そうですね、やはり病院と訪問看護は同じ医療でも
役割や目的が絶妙に異なるので、
初めての人がそのギャップをどう受け取るか、
在宅や訪看を好きになってほしいなと思います。
伊藤さんが思う在宅の魅力はなんですか?
一番は私が人と変わるのが好きなので
現場で利用者さんと話したりケアしたり関わることで、
良くなっていくのを見られることです。
そこが好きだなと思います。
在宅の良さって病院だったらご飯を全然食べられなかったけど、
家に帰ったらすごいごはんを食べて元気になった!みたいな、
治療ではない、元気の源になるような所が魅力ですよね。
慣れた所で過ごすと元気になりますよね。
その人のその生活に寄り添っていける良さを伝えていきたいです。
今後も在宅の良さを伝えていきたいですね。
在宅の支援には人との連携がとても大事になってくるので、
主治医の先生や薬局の方やケアマネジャーさんたちと、
利用者さんのためにチームとなって動く達成感も体験してほしいです。
もちろん大変な部分もありますが、それが訪看の良さだと思います。
他職種が一丸となって生活を支援していくことが1つの良さですよね。
そうですね、訪問看護の良さをもっと知ってもらいたいなと思います。
そして、一緒に利用者さんの“希望をカタチ”にしたい方を募集中です!
本日は貴重なお話をたくさんお聞かせ頂きありがとうございました!
【編集後記】
対談企画シリーズで初の訪問看護さんでしたが、
いかがでしたでしょうか?
伊藤様の温かい人柄やそらまめさんの開業一周年記念ということで
笑顔溢れる時間となりました。
ケアの体験談や事業所立ち上げのお話を聞き、
現場の看護師と経営者の二刀流で利用者さんや共に働く仲間を
大切に思い、支えている姿が目に浮かびました。
この江東区で訪問看護を通し、地域をよりよくしていきたい
という同じ“想い”をもつ仲間であることや
今回この企画にご協力いただいたことにご縁を感じながら
ボンズシップもステーションの皆さんと一緒に
地域を支えていきたいと思います!
この度は、貴重なお話をお聞かせ頂き、ありがとうございました。
株式会社 ボンズシップ | 2024.08.02 10:00