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対談 ”想い”で繋げる地域の輪 第8回 後編

ボンズシップ清水社長の対談企画スタート!

 

この業界に携わり、ご活躍されている皆様の“想い”を

お届けすることで、関連機関との繋がりや、

より安心して暮らせる地域作りに寄与できれば幸いです。

 

第8回目は、

株式会社 WAGON 

専任講師 小坂 宣靖 様

にご協力を頂きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

小坂さんはオープニングスタッフとして

弊社開業時から在籍。

亀戸サテライトの立ち上げに尽力してくださいました。

現在は、株式会社WAGONの専任講師として

看護学生への講義をされています。

 

 

対談の様子はこちらのブログで前編/後編に分けてお届けいたします。

 

対談 ”想い”で繋げる地域の輪 第8回 前編はこちらから

 

※以下、対談内容の黒字はボンズシップ清水社長、青字は小坂様といたします

 

 


 

小坂さんの話を聞いて改めて看護師という仕事は

どういうものであるのかを考えさせられました。

 

そうですね。

自分次第で様々な道を選ぶことができるのが

看護師という仕事だと思っています。

 

小坂さんのように地域社会に出ることを選べば、

自分自身もその地域社会の一員となりますので、

“どう生きて、どう生かされるのか”を

考えるということも重要になると思います。

 

そこから、地域への貢献や自分自身の幸福に

つなげていけたらいいですね。

ここまで“在宅”“地域”というキーワードが何度か出てきましたが、

小坂さんの在宅や地域に対する想いやお考えがあればお聞かせ頂けますか?

 

そうですね、自分の定年退職後はどうなっているかな?

なんてよく考えるんです。

おそらく、大多数の方は選択肢が少なく、

何をしたらいいのかわからなくなってしまうのではないかなと思います。

元気があるのに家に引きこもったまま老いていくよりも、

自分にとって生きがいと呼べるものをもてる方がいいと思うんです。

なので、以前と変わらないくらいの活気をもって日々生活を送っていける、

そんな役割を誰しもに与えられることが理想だと思っています。

 

小坂さんは今の講師の仕事にやりがいや

使命感をもっていらっしゃると思いますが

更に今後のビジョンや目指していくものについて

何かお考えはございますか?

 

 

 

 

 

 

 

今は講師としての自分が始まったばかりですので、

まずは自分なりに無事、学生を看護師の道へ送り出すことも

1つの目標にしています。

今できることを一生懸命やっていれば、

また違う道も拓けてくると思います。

基本的な軸は看護師として

今のような伝えていく仕事をすることですが、

地域に携わる仕事やスキルを活かした仕事ができたらと考えています。

 

“夢”というテーマで表すなら、

良い地域を作り貢献できる人間になる」という事です。

自分が今のように“地域”を意識できるようになったのは、

ボンズシップ在籍中に参加させて頂いた「中小企業家同友会」

(※小坂さんは経営者の学びの場である同友会が

運営する社員向け研修会に参加しました)がきっかけになりました。

参加する以前は、地域に対する考えがぼやけていましたし、

目の前にある看護の仕事をこなしていかないといけない

という気持ちでいっぱいでした。

その中で同友会の研修に参加して、

様々な職種の方と悩みや考えを共有するうちに、

自分の価値観や考え方の広がり、

そして社会と関わるということは

こういうことなのかなあと感じられるようになりました。

 

現場だけの関わりではなく、

地域とつながるってどういうことなのか、

それについてのヒントが得られたような気持ちになりました。

専門職で固まりがちな現場なので、他職種との関りを持ち、

より仕事の幅を広げていけたらと思います。

 

小坂さんは研修後、大勢の経営者の前でスピーチしましたね。

“今までは何気なく使っていたものにも、

たくさんの人の繋がりや想いが込められていて、

そのたくさんのもの1つ1つで社会が出来ている。

看護師もその社会の中の1つなんだと思う。”

こう言っていたのをよく覚えています。

地域医療では関わる人が大勢いますが、

その中で上も下も上下関係のないチーム全体

地域を支えていきたいですね。

 

冒頭にも話したように社会問題として

看護師不足や離職問題がありますが、

地域医療に関わる会社として、

やりがいや魅力、大切さをいかに伝えていくかを

模索し頑張っていきたいと思いますので、

看護師を輩出する小坂さんにも

講師というステージで輝いてほしいと思います!

 


 

【編集後記】

いかがでしたでしょうか?

在職中、利用者様やご家族様、ケアマネジャー、他事業所の皆様との

信頼関係を大切にされていた小坂さんらしいお話をたくさん伺うことができました。

新たに選んだ講師という道でも、真摯に人と向き合い、

“聞く”“伝える”ことで、看護師になりたいという学生の皆さんの

力になっていることと思います。

この度は貴重なお話をお聞かせ頂き、ありがとうございました。

株式会社 ボンズシップ | 2024.06.12 15:48