広く学び人間力を高めるということ
こんにちは。
代表の清水です。いつも社長ブログをご覧いただきありがとうございます。
つい先日まで寒の戻りでダウンジャケットが手放せないと思っていたら
あっという間に春を通り越して初夏の陽気になってしまいましたね。
朝晩は少し冷え込むことを考えると服装に悩む毎日ではないです。
体調管理には十分留意してお過ごしください。
さて、ボンズシップでは日常的に医療や介護の専門性を高める研修や勉強会を社員の皆さんたちが
自主的に開催をしてくれたり、外部の研修に参加したりしています。
専門職としてのスキル研鑽のためにとてもありがたい取り組みです。
そして専門性の研鑽に加えて会社として大切にしていきたいと私が思っていることは人間力の向上です。
人間力とは、内閣府に置かれた人間力戦略研究会によりますと、
「社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力」
と定義づけされているようです。
何やらわかりにくいですが、コミュニケーション能力やリーダーシップ、論理的思考、
社会人基礎力等々が必要とされている能力だと思います。
イメージで言えば、この人なら安心だ。この人と一緒に働きたい。頼りになる人だ。等、
人間として、そして社会人として尊敬できる人が持っている能力だしょうか。
こういった人間力を向上させる研修は社内だけでなく、外部にお願いすることも多いです。
理念入門研修やリーダー研修、管理職研修、幹部研修などの階層別研修など、
上司から勧める場合もあれば、社員さん自らが進んで受講するケースもあります。
今回は「コーチング」の研修を受講し修了した社員さんをご紹介します。
今回このコーチング研修に参加したのは森下サテライトのリハビリ課責任者の阿部主任です。
講義が計5日間とそれ以外にもプライベートな時間も使っての面談スキルを習得するための
実践模擬コーチングセッションを約50回位をおよそ半年かけて学ぶタイトな内容です。
ボンズシップではこの研修を過去にも5名受講していますが、皆さん口をそろえて結構大変だったと感想を言っています。
一方で大変だった分、収穫もとても大きいとも言ってくれます。
写真は無事に全過程を修了し、公式に修了証が届いたので社内で修了証授与式を行なったときのものです。
修了生らしく笑顔で堂々とした阿部主任の表情。いい顔をしています。
一方、私は顔がこわばって緊張してますがご愛嬌ということで。
今回、阿部主任は会社命令ではなく、自ら受講を希望し修了した社員です。
会社のメンバーとのコミュニケーションや面談スキルを高めていきたいという想いで
コーチング研修の受講決意をしたそうですが、受講中に様々な気付きや刺激を受けて
当初求めていた以上のものを得たようです。
部下や仲間と共にもっと未来志向になって、個々の理想、組織の理想を目指して自分達
で能動的に自走していけるチーム作りを描いているようです。
コーチングスキルはあくまでも手段、そして万能薬でもありません。
しかしコーチングというスキルを用いて一人ひとりが輝ける心地よい職場を創り
一人ひとりが成長を実感し、物心両面の幸福が得られるようにということだと思います。
私は常々、マニュアル通りに決められた通りにそのまま動くチーム・組織を作るつもりはないと考えています。
一人ひとりが経営理念に沿って常に自ら考え、自らで最適な判断のもとで行動できる自走するチーム・組織を目指したいと思っており、そのプロセスにおいては失敗が必ず付いてくるものだとも思っており
むしろ、失敗を重ねることで少しずつ人間力が磨かれていくものだと思っています。
このようなチャレンジ精神そして学習意欲旺盛な社員さんたちが多く在籍し
イキイキと働いていることを誇りに思いますし、とても頼もしくそして心から嬉しく感じます。
株式会社 ボンズシップ | 2022.04.11 16:26