わかった気になっているだけかも
こんにちは。
すっきりしないお天気が続きますね。
皆さんも体調の管理にお気を付けください。
子どもの頃はわからなかったことが、親になってわかること。
学生の頃はわからなかったことが、社会人になってわかること。
部下の頃はわからなかったことが、上司になってわかること。
あの時は正直わからなかったことが、今になってわかることがありますよね。
または、わかった気になっていたことが、年数が経ち、失敗経験を重ねてようやく
「あー、あの時言われていた事はこういうことだったんだ」と腹落ちすることがあります。
後から時間差で気づかせてくれること。これもよくありますよね。。
最近さらに考えることがあります。
自分は親になったけど、子どもの気持ちはわかってあげられているのだろうか。
社会人になって30年余り、学生の心理を知ろうとしているだろうか。
上司、経営者になったが、社員や部下の声に心の底から耳を傾けているのだろうか。
押し付けてはいないだろうか。
それこそわかっている気になっているだけではないだろうか。
立場が変わり一方のことが理解できるようになったが、もう一方のことの理解が薄くなることは人間として大いにあり得ることです。
でも、そこに落とし穴が潜んでいる気がしてなりません。
「わからない」を正直に認めること。
「わからない」としっかり向き合うこと。
こんなことを根気強く追及し成長していくのだと思います。
どちらか一方の成長ではなく、上司も部下も同僚もみんなで共に育つ共育ちの成長。
私自身は最近は御用聞きになってみようかなと思うことがあります。
サザエさんに出てくる三河屋さんのように。
御用聞きというと何でもかんでも言いなりになるイメージかもしれませんが、
沢山の声や意見や要望を聞かせていただき、自分の「わからない」を探し、
より良い方向に舵取りをするための御用聞きです。
株式会社 ボンズシップ | 2022.06.15 13:59