未来を担う学生からエネルギーをもらう
先月の話ですが、大学で講演する機会を頂きました。
医療介護系の学部ではなかったのですが経営学部の学生さんたちです。
ボンズシップ創業に至った背景や経緯、業界を取り巻く環境、世界に類を見ないスピードで超高齢社会を迎えている日本の社会問題などをはじめ、我々が解決すべき課題などお話させて頂きました。
ボンズシップの事業である訪問看護、訪問マッサージ、居宅介護支援は学生の皆さんにとっては想像しにくい馴染のない仕事です。
そんな中、学生の皆さんにとって普段は考える機会の少ない「人の命」についても触れさせて頂きました。
これから社会に羽ばたく未来の宝である学生さんたちに勝手に期待を寄せて、働く事の意義や目的なんかも偉そうにお話させて頂きました。
オンラインでの講演で反応がわかりにくかったので、学生の皆さんが私の講演を聞いてどんな印象を持ったのか心配でした。
後日、感想や質問、意見など学生さんたちのレポートが教授から届きました。
レポート読むと私の心配はすぐに吹き飛びました。
そこには超高齢社会の問題に自ら文献やニュースをリサーチしている内容や多くの興味深い疑問質問、社会への期待や希望、将来の夢などが書かれていました。
学生さんは社会に出ることに不安を感じながらも、一人ひとりが地域社会にたいしてどのように役に立っていくべきか、自分と周囲の人たちの人生をどう豊かにしていくか、働く事の意味について真剣に考え悩んでいる様子が伺えました。
どれだけ彼らの今後の人生に役立てたかはわかりませんが、これからの日本を担う若い人たちに少しでも考えるきっかけを与えることができたのなら嬉しく思います。
経営学部の学生さんの中に医療介護業界の門をたたく人は少ないかもしれません。
しかしながら、超高齢社会の困りごとを解決する会社として、地道な啓蒙活動は決して無駄にはならないと信じて
これからもこのような機会を頂けたら喜んで引き受けていきたいと思います。
私自身は学生さんにお話をさせて頂くことで、あらためて自身と自社を振り返り見つめ直す有意義な機会となりました。
この度の機会を頂いた中小企業家同友会の方々、東京富士大学 山川教授、そして学生の皆さんに心から感謝申し上げます。
株式会社 ボンズシップ | 2021.11.12 15:25