仕事におけるパス 〜仲間への配慮〜
先日、アルゼンチン元代表の世界的なスーパースター、サッカーの神様ディエゴ・マラドーナさんが亡くなりました。
私が子供の頃に全盛期で活躍されていた選手で憧れでした。
ユニフォームやスパイクを真似て練習に励んだこと思い出します。
さて、サッカーは手以外を使って相手のゴールにボールを運ぶというとてもシンプルなスポーツです。
シンプル故に奥が深い部分も多々あります。
人よって右足が得意だったり左足が得意だったり、そして、パスの出し方、受け方にも人によっても、状況によっても違いがあります。
50センチのパスのズレが勝敗を分けることもあるわけです。
何を言いたいかというと、どんなパスでも受けることが出来る名選手もいれば、ミスも多い成長途中の選手もいます。
自分が出すパスが味方にとって受けやすいパスになっているかどうか。
パスを受けた味方が次の攻撃の成功率が上がるパスになっているかどうか。
または、どこにもパスを出せなくて責任逃れのようにテキトーに蹴るパス(もはやパスと言えない(笑))や
パスを出すとこがなくて困っている味方のフォローにまわれないと試合に負けてしまいます。
これは、仕事においても同じことが言えると思います。
「働く」とは、周囲を楽にしてあげるこという説がありますが、仲間が困らないような記録を常に残しているか、
適切なタイミングで報連相がなされているか、提出期限を守らないで迷惑をかけていないか、投げっぱなし、任せっぱなしにしていないか、
指示する時は目的とやる事をわかりやすく伝えているか、困っている人を見て放置していないか、等々。
要は、仕事上で仲間が受けやすいパスを出し、出しやすいように動くこと。
仲間が何が得意で何が苦手なのか知ることも大切です。
そのことが弊社の経営理念の一つ目の部分にある、
「仲間との絆を大切にし、一人ひとりが輝ける心地よい職場…」に通じてくると思います。
株式会社 ボンズシップ | 2020.11.29 13:42